■事業概要
東海地域(東海農政局管内)におけるバイオマスの利活用を加速化させるため、 各地域に豊富に存在する様々なバイオマスの量とその利用状況を調査し、 地域が実施するバイオマスの利活用方策の推進に活用します。また各地域におけるバイオマスの利活用状況を踏まえ、原料供給者、燃料製造業者、製品利用者等、地域のバイオマス関係者に対し、 バイオ燃料等の利活用の推進に向けた地域説明会を開催するとともに、製造・利用等に係る課題解決や推進に向けた意向を調査し、地域のバイオ燃料等の利活用の底上げを図ります。
そして、地域におけるバイオ燃料等の利活用の推進を図るため「東海地域バイオマス資源活用促進協議会」を設立し、これを運営します。
1)利用可能性調査
東海農政局管内の全市町村より、3市町村程度を選定し、対象となる市町村と協力しながら、それぞれの地域の特性に応じた第2世代バイオ燃料の賦存量と利用可能性、および課題について把握します。第2世代バイオ燃料の賦存量については統計データ分析、ヒアリング調査から、利用可能性および課題については事業関係者へのヒアリング調査から把握します。
2)協議会の設置・運営
地域におけるバイオマス関連情報の拠点となる「東海地域バイオマス資源活用促進協議会」を、平成21年度事業で設置・活動してきた「東海地域バイオマス発見活用協議会」のメンバーを中心に、参集範囲と活動を拡大・活性化する方向で設置・開催(3回程度)します。また、平成21年度事業と同様、ウェブサイトを開設し、魅力あるコンテンツ整備を進めていきます。
3)全国会議への参加
全国普及啓発促進事業で設置する全国会議に参加します。(3回程度)