2022年11月24日 : 「第2回米産業懇話会」のご案内
初冬の候 皆様方におかれては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
コロナ禍でありますが、食料・農業をめぐる内外情勢の大きな変動の中で、米に関する研究会(米産業懇話会)を開催することと致しました。ショートノーチィスではありますが、第2回目のご案内をさせていただきます。
現在、開催されている「食料・農業・農村審議会」(検証部会)でも指摘されているように、生産現場では、ピーク時の米価に比べて相当程度の値下がりがある一方で、生産資材はかなり高騰してきていること、今後の動向いかんでは2030年には米の総需要量が600万トンを割り込むことも予想されること等から極めて厳しい環境にあると考えております。
また、担い手が高齢化し、農地面積の減少が止まらないなど、今後、10年後の生産基盤の脆弱化が懸念されている側面も見られます。
そうした中で、食料に係る自給力の維持・強化を今後どのように確保していくのか。そのためには、今、生産現場で何が起きているのか。何を政策に期待し、将来に向けてどのような農業を展開しようとしているのかなどをお聞きしたいと考えています。
第2回は、「米の生産現場の現状と今後の農業・農村・農政の課題」というテーマで、
秋田県大潟村農協組合長の小林肇氏
茨城県龍ヶ崎市・横田農場の横田修一氏
新潟県長岡市・日本農業法人協会副会長の永井健吾氏
をお招きして議論を展開したいと思っています。
時節柄、ご多忙のこととは思いますが、是非、多くの方々のご参加をお待ちしております。なお、新型コロナ感染症予防のため、定員制限をいたします。
1 日時:令和4年12月1日(木) 11時~13時
2 場所:明治薬科大学 剛堂会館 第2会議室(1階)
〒102-0094 千代田区紀尾井町3番27号
3 定員:先着80名
4 会費:2,000円(資料代含む)
5 申込先:一般財団法人農政調査委員会のメールアドレスまで
E-mail: info@apcagri.or.jp (竹井) 松本裕志
Tel: 03-5213-4330 Fax: 03-5213-4331