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お知らせ

農政調査委員会からのお知らせ(最新5件分)です。

2025年08月10日 : 8月20日開催 第2回米産業・米市場取引に関する懇話会ご案内

 3 年連続の高温不作が懸念されている状況で、7日の雨が恵みの雨となることを期待します。米の閣僚会議では、米高騰が流通の目詰ではなく、米生産不足であったこと認め、同時に、米の増産と輸出拡大等に転換を提起され、米・水田農業政策も流動化しています。また、主食用米の作付が増加する一方、作況や政府の対応が不透明であり、その結果,7 年産米の需給・価格の見通しが不明確であります。以上の状況のもとで、米の需給・価格動向及び今後の政策をめぐる状況及び価格変動にともなう情報交換の場として第2回「米産業・米市場取引に関する懇話会」を 8 月 20 日(水)に以下のテーマにて開催します。

 ⑴ 「今年産の米需給・価格の見通し」
 ⑵ 「米・水田農業政策の推移と今後の課題」-米の閣僚会議、各党の米政策を踏まえた課題提起-
 ⑶ 「コメ指数市場上場 1 年と今後の展望(「希望受渡」とリスクヘッジ)」


 第 1 報告「今年産の米需給・価格の見通し」についての各種資料、産地情報、アンケート結果による報告と参加者による討論である。

 第 2 報告「米・水田農業政策の推移と今後の課題」では、コメ閣僚会議での米増産、輸出拡大の提起や各党のコメ・水田政策の改革の方向についての論点整理をします。令和の米騒動は、今後の産地・業界及生産調整等の米・水田農業政策の在り方が問われ、とくに、生産者も消費者も納得できる価格・所得政策等を議論したいと思います。

 第 3 報告「コメ指数市場上場 1 年と今後の展望(「希望受渡」によるリスクヘッジ)では、堂島コメ平均を活用しての現物取引でのリスクヘッジに関する提案です。この提案を通じて、需給・価格変動に対応する相対取引のリスクヘッジの可能性についての議論が期待されます。


 ご多忙中かと存じますが、多くの方々のご参加をお待ちしております。
 ⑴ 報告:「今年産の米需給・価格の見通し」 中島良一(福岡農産㈱会長)他
 ⑵ 報告: 「米・水田農業政策の推移と今後の課題」 事務局他
 ⑶ 報告・討論:「コメ指数市場上場 1 年と今後の展望(「希望受渡」とリスクヘッジ)」 ㈱堂島取引所

 米産業・米市場取引に関する情報を HP に開設しました!
  1.日時:令和 7 年 8 月 20 日(水) 13 時 30 分~16 時
  2.場所:日本農業研究所会議室(1 階)
    〒102-0094 千代田区紀尾井町 3 番 29 号
  3.定員:50 名(会場参加者、リモートも可)
  4.資料代:2,000 円
  5.申込先:https://forms.gle/pt7vFSjZAUtgnxrL8
        (QR コードからもアクセスできます)
    E-mail: info@apcagri.or.jp (竹井、吉田)
    Tel: 03-5213-4330 Fax: 03-5213-4331

2025年07月21日 : 米産業・米市場取引に関する情報提供開始のお知らせ

米産業・米市場取引及び米政策が変化する状況の元、米産業・米市場取引に関する情報を定期的に提供します。この情報が米産業関係者の参考になれば、幸甚です。

「米産業・米市場取引に関する情報」(その1・令和7年7月11日)


水田風景

 

2025年06月04日 : 7月4日開催 第1回米産業・米市場取引に関する懇話会のご案内

 5月末になっても米価格の高騰が続いており、備蓄米の放出も入札・全農経由から随意契約・小売直売に転換し、需給・価格安定の期待が高まっています。

 昨年に引き続き第1回「米産業・米市場取引きに関する懇話会」を、以下のテーマにて開催します。

 ⑴「令和米騒動の要因(天災と人災の数値解析)と各産地の情勢・政策課題」

 ⑵「今年産の米需給・価格及び産地の動向」

 第1報告では、①令和米騒動の要因(天災と人災の数値解析) ②産地の増産余力の数量解析 ③米政策の課題-直接支払い・米輸出を中心とした報告です。

 この報告により、今回の騒動が政策と天災との複合的な要因、さらに今後の米・水田農業の維持・発展のための産地の課題と政策課題に関する報告が期待されます。

 備蓄米の放出・買戻しの延期さらには各産地での主食用米の増産、農協概算金の大幅引き上げ等により、需給・価格の見通しが不透明になっています。さらに加工用米、輸出用米の確保が懸念、減少という事態も想定されています。第2報告は、参加者からの実態報告、アンケートに基づいた議論と先物取引の10月、12月、2月限価格や相対取引価格、スポット価格を参考にして、今年産の産地動向と需給の見通しと同時に価格変動に対する先物取引等の活用によるリスクヘッシについても意見・交換をします。

 令和の米騒動は、需給・価格だけではなく今後の産地・業界の在り方及び米・水田農業と政策の在り方が問われています。転機を迎えた米産業の在り方を自由に議論したいと思います。

 

講演:「令和の米騒動の要因と各産地の情勢・政策課題」

         日本国際学園大学教授(岐阜大学名誉教授)荒幡 克巳

 報告・討論:「今年産の米生産・需給・価格の見通しとリスクヘッジ」

産地農協、生産者、流通業者、ジャーナリスト、堂島、事務局

 

時節柄、ご多忙のこととは思いますが、是非、多くの方々のご参加をお待ちしております。    

                     

1 日時:令和774日() 1330分~16

2 場所:日本農業研究所会議室(1階) 

     〒102-0094 千代田区紀尾井町3番29号

3 定員:50名(会場参加者、リモートも可)

4 資料代:2,000円      

5 申込先:https://forms.gle/pt7vFSjZAUtgnxrL8

 (QRコードからもアクセスできます)

E-mail: info@apcagri.or.jp (竹井、吉田)

Tel: 03-5213-4330    Fax: 03-5213-4331

2025年03月12日 : 4月8日開催 第7回「米先物取引」に関する情報交換会および第18回「米産業懇話会」のご案内

 弥生の候、皆様方におかれては、益々ご清祥の段、お慶び申し上げます。
 第 7 回は、「令和の米騒動の中間的総括―今後の米需給・価格動向と産地・
各業界の対応」というテーマで生産者、流通業者、実需者、専門家による情報
交換・報告を通じて、今後の米需給・価格動向を意見・交換・検討します。合
わせて、今後の対応を検討するとともに播種・収穫前契約取引等での先物取引
の活用方法について意見交換をしたいと思います。
 備蓄米の放出が決まり、3 月 10 日(月)には入札が実施されます。一方、相対
取引価格や小売価格は、市場最高価格で推移しています。各道県の 7 年産の主
食用米の生産目安は前年に比べて増加してます。今後及び今年産米の需給及び
価格動向が依然として、不透明であります。さらに加工用米、輸出用米の確保
が懸念されており、減少という事態も想定されています。
 そのような状況のもとで、堂島の「先物取引」は、取引量も増加しており、
「先物取引」の将来価格の発見機能とリスクヘッジ機能に期待されています。

 

話題提供と意見交換

① 「堂島指数取引の価格・数量の動向と2月限の評価」(堂島取引所)

② 「令和の米騒動の中間的総括と今後の米需給と価格の見通し」

  報告 熊野 孝文(ジャーナリスト)・事務局

 時節柄、ご多忙のこととは思いますが、是非、多くの方々のご参加をお待ちし
ております。

1 日 時:令和 7 年 4 月 8 日(火) 13 時 30 分~16 時 00 分
2 場 所:日本農業研究所会議室(1 階)
      〒102-0094 千代田区紀尾井町 3 番 29 号
3 定 員:50 名(会場参加者、リモートも可)
4 資料代:2,000 円

5 申込先:https://forms.gle/pt7vFSjZAUtgnxrL8
      (QR コードからもアクセスできます)
      E-mail: info@apcagri.or.jp (竹井、吉田)
      Tel: 03-5213-4330 Fax: 03-5213-4331

2025年01月07日 : 2月5日開催 第6回「米先物取引」に関する情報交換会のご案内

 寒冷の候、皆様方におかれては、益々ご清祥の段、お慶び申し上げます。
 第 6 回は、「ヘッジの概念」及び「堂島米指数と米現物との交換」というテーマで専門家による堂島米指数と米現物価格とのリンク、先物取引を通じてのリスクヘッジについて、理論的、具体的な解説をお願いしました。
 米先物取引が順調に発展し、価格の平準化、リスクヘッジ機能を発揮するには、取引参加者と数量の拡大が今後の課題となっています。当情報交換会のアンケートによると、「堂島米指数」と「各産地銘柄価格との関係」および「その利用方法、特にヘッジについて」分かりにくいことが、多くの業者・生産者から指摘されました。今回のテーマは多くの業者・生産者の要望に応えるものです。
 8 月 13 日の「米先物」の取引の開始から 4 ケ月が経過しました。米の相対取引平均価格は約 2 万 5 千円、現物のスポット取引価格が 3 万円を超え、小売店頭価格も過去最高を更新しています。一方、先物取引価格も上昇し、2 万6 千円前後で推移しています。「先物取引」の将来価格の発見機能とリスクヘッジ機能に期待がかかり、まさに、出番となっています。
 今回の報告と討論を通じて、「米指数価格と現物との関係」および「リスクヘッジ」について参考となり、米先物取引が活性化することを期待します。
 時節柄、ご多忙のこととは思いますが、是非、多くの方々のご参加をお待ちしております


 報告1 「ヘッジとは?」 葛西 洋孝 氏(㈱グレイン・エス・ピー)

 報告2 「堂島米指数と米現物との交換」 河島 毅 氏(日産証券㈱)

 1 日時:令和 7 年 2 月 5 日(水) 15 時 20 分~17 時 00 分
 2 場所:日本農業研究所会議室(1 階)
     〒102-0094 千代田区紀尾井町 3 番 29 号
 3 定員:50 名(会場参加者、リモートも可)
 4 資料代:2,000 円 ※米産業懇話会参加者は無料
 5 申込先:https://forms.gle/pt7vFSjZAUtgnxrL8
     (QR コードからもアクセスできます)
      E-mail: info@apcagri.or.jp (竹井、吉田)
      Tel: 03-5213-4330 Fax: 03-5213-4331

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