お知らせ
農政調査委員会からのお知らせ(最新5件分)です。
農政調査委員会は農業、農村の現場から提言します - Since 1962
農政調査委員会からのお知らせ(最新5件分)です。
寒冷の候、皆様方におかれては、益々ご清祥の段、お慶び申し上げます。
第 6 回は、「ヘッジの概念」及び「堂島米指数と米現物との交換」というテーマで専門家による堂島米指数と米現物価格とのリンク、先物取引を通じてのリスクヘッジについて、理論的、具体的な解説をお願いしました。
米先物取引が順調に発展し、価格の平準化、リスクヘッジ機能を発揮するには、取引参加者と数量の拡大が今後の課題となっています。当情報交換会のアンケートによると、「堂島米指数」と「各産地銘柄価格との関係」および「その利用方法、特にヘッジについて」分かりにくいことが、多くの業者・生産者から指摘されました。今回のテーマは多くの業者・生産者の要望に応えるものです。
8 月 13 日の「米先物」の取引の開始から 4 ケ月が経過しました。米の相対取引平均価格は約 2 万 5 千円、現物のスポット取引価格が 3 万円を超え、小売店頭価格も過去最高を更新しています。一方、先物取引価格も上昇し、2 万6 千円前後で推移しています。「先物取引」の将来価格の発見機能とリスクヘッジ機能に期待がかかり、まさに、出番となっています。
今回の報告と討論を通じて、「米指数価格と現物との関係」および「リスクヘッジ」について参考となり、米先物取引が活性化することを期待します。
時節柄、ご多忙のこととは思いますが、是非、多くの方々のご参加をお待ちしております
報告1 「ヘッジとは?」 葛西 洋孝 氏(㈱グレイン・エス・ピー)
報告2 「堂島米指数と米現物との交換」 河島 毅 氏(日産証券㈱)
1 日時:令和 7 年 2 月 5 日(水) 15 時 20 分~17 時 00 分
2 場所:日本農業研究所会議室(1 階)
〒102-0094 千代田区紀尾井町 3 番 29 号
3 定員:50 名(会場参加者、リモートも可)
4 資料代:2,000 円 ※米産業懇話会参加者は無料
5 申込先:https://forms.gle/pt7vFSjZAUtgnxrL8
(QR コードからもアクセスできます)
E-mail: info@apcagri.or.jp (竹井、吉田)
Tel: 03-5213-4330 Fax: 03-5213-4331
寒冷の候、皆様方におかれては、益々ご清祥の段、お慶び申し上げます。
令和の米騒動の要因は、「供給を抑え米価の維持を優先する従来型の農業政策(つまり、生産調整政策)にある。いまこそ政策を見直す好機」(日経新聞 9 月 2 日)であり、「食料安保実現のため、従来の負のスパイラルから脱却。米を増産する方向への転換」が必要である(元農水省官房長、荒川)(日本農業新聞 11 月 20 日)。米・米加工品の輸出拡大が米増産と自給率向上のための最も有効な方策であります。
第 17 回は「米・米加工品の輸出の現状と課題」であり、まず①㈱クボタ 農機国内営業本部アグリ生販推進部部長 宇部 善男氏と②㈱クボタハワイ 住中卓史社長(ハワイからリモート講演)に報告をお願いしました。
クボタグループは、米輸出の有力企業で現地精米、マーケットイン型により着実に輸出拡大を実現し、さらにハワイに精米工場を建設し、本格的に進出しました。ハワイの市場調査をもとに日本米輸出の可能性と課題についての報告です。
クボタグループの報告に加え、米を輸出している産地・業者からの報告と「米・米加工品輸出拡大の意義、現状と課題」の報告であります。
報告と議論により「米を増産する方向への転換」のための米・米加工品輸出拡大に産地・各業者の参考となり、水田農業を中心とする農業・農村の持続的な発展の示唆となることを期待します。
時節柄、ご多忙のこととは思いますが、是非、多くの方々のご参加をお待ちしております。
報告
① 「米輸出の現状と可能性」 ㈱クボタ アグリ生販推進部 宇部 善男 部長
② 「ハワイ・アメリカでの米輸出の可能性」 ㈱クボタハワイ 住中 卓史 社長
③ 産地・業者からの報告
④ 「米・米加工品輸出の意義と課題」 (一財)農政調査委員会 吉田 俊幸
1. 日時:令和 7 年 2 月 5 日(水) 13 時 00 分~15 時 10 分
2. 場所:日本農業研究所会議室(1階)
〒102-0094 千代田区紀尾井町3番29号
3. 定員:先着 50 名(会場参加者、リモートも可)
4. 資料代:2,000 円 ※米先物情報交換会参加者は無料
5. 申込先:https://forms.gle/pt7vFSjZAUtgnxrL8
(QR コードからもアクセスできます)
E-mail: info@apcagri.or.jp (竹井、吉田)
Tel: 03-5213-4330 Fax: 03-5213-4331
◆15 時 20 分より米先物取引情報交換会
菊花の候、益々ご清祥の段、お慶び申し上げます。
ところで、平成の米騒動は凶作が主な原因であり、食管制度の廃止につながりました。令和の米騒動(と価格高騰)は、作況が平年作であり、「(その要因は)供給を抑え米価の維持を優先する従来型の農業政策、(つまり生産調整政策)にある。「いまこそ政策をみなおす好機」(日経新聞9月2日)、生産調整政策から「価格は市場で、所得は経営政策へ」の転機になることが期待されます。
米の価格は、過去最高の高値が続く一方、スーパーでの販売数量は、大幅に前年同月比割れが続いています。一方、SBS米の完売、スーパー等での外国産米の販売等、国産米離れが懸念されます。また、米の価格・消費動向が不透明のもとで、来年産の米作付、加工用米や輸出米の確保が難しい状況に直面しています。その面では、来年の10月の先物価格が注目されます。
今回の「米産業懇話会」と「米先物取引に関する情報交換会」は「再生協研究会」の参加を得て、合同で、「令和の米騒動、価格高騰を総括し、来年産の展望」のテーマで農水省、各参加者からの実態報告に基づく議論を通じて、来年産の見通し、今後の米産業・水田農業についての課題を共有することを期待してます。
第1報告は、農水省より生産調整の実施状況等について、
①「水田の畑地化に対応した新たな水田管理に係る調査結果について」
(農林水産省農産局企画課水田農業対策室 係長・千場裕太)
②「2024年産米の作付状況と収量見通し」
(農林水産省農産局企画課水田農業対策室 係長・湊 淳)
第2報告は、米の消費・価格動向についての各種統計や実態についての報告とコメントです(先物価格や国産米銘柄価格表も含みます)。
第3報告は、各業界・産地からの流通や価格動向(先物取引を含む)についての実態報告と提言です。
第4報告は、来年産の作付等の産地の動向及び懸念される加工米、輸出米等の確保についてです。積極的な参加者と積極的な意見と提言及び先物取引への期待を議論したいと思います。
1. 日時:令和6年12月13日(金) 13時30分~16時30分
※年末なので、終了後に懇親・情報交換会を計画しています
2. 場所:日本農業研究所会議室(1階)
〒102-0094 千代田区紀尾井町3番29号
3. 定員:先着50名(会場参加者、リモートも可)
4. 資料代:2,000円
5. 申込先:https://forms.gle/EaKqMPezjxrxREGL6
(QRコードからもアクセスできます)
E-mail: info@apcagri.or.jp (竹井、吉田)
Tel: 03-5213-4330 Fax: 03-5213-4331
※10/28に改訂しました。
秋麗の候、皆様方におかれては、益々ご清祥の段、お慶び申し上げます。
11 月 7 日開催の「第 4 回「米先物取引」に関する情報交換会」のご案内をすでに送付致しましたが、第 4 回は、米先物市場の活性化のための諸課題(米指数価格と現物価格との関係、その利用方法、取引参加の方法等)の報告と意見交換の場とします。
さて、24 年産の作況指数は 102 と発表されましたが、農協概算金の追加払い、スポット取引価格、相対取引価格や小売価格の 20 数年ぶりの高騰が収まっていません。また、産地で集荷競争が激化する等、米流通が混乱しています。
このような状況のもとで、米先物取引の「将来価格の提示」と「リスクヘッジ」機能に期待がかかり、米先物取引きの出番となっております。ところが、8 月 13日の米先物取引の開始より 2 ケ月が経過しましたが、参加者や取引数量が少ないことが課題となっています。
「米先物取引」が順調に発展し活性化することを目指して、第 4 回は以下の内容で開催致します。
報告と討論:1.「米指数価格と各産地銘柄価格との換算方法」
2.「米先物取引と現物取引とのリンク方法」
3.「先物取引の活用方法、参加の方法等」 (事務局)
課題の提起:最近の米市場と米先物取引への期待、取引参加への問題点等
生産者、農協、流通業者からの現状報告と課題提起
(参加者からの自由討論と事前の意見の紹介・コメント)
時節柄、ご多忙のこととは思いますが、是非多くの方々のご参加をお待ちしております。
1 日時:令和6年11月7日(木) 15時15分~17時00分
2 場所:日本農業研究所会議室(1階)
〒102-0094 千代田区紀尾井町3番29号
3 定員:先着50名(会場参加者、リモートも可)
4 資料代:2,000円 米産業懇話会参加者は無料
5 申込先:https://forms.gle/pt7vFSjZAUtgnxrL8
(QRコードからもアクセスできます)
E-mail: info@apcagri.or.jp (竹井、吉田)
Tel: 03-5213-4330 Fax: 03-5213-4331
※10/28に改訂しました。
秋麗の候、皆様方におかれては、益々ご清祥の段、お慶び申し上げます。
「米産業懇話会」は、我が国の水田農業・米産業の持続的な発展の課題について、様々な立場と多様な意見をもつ有識者、業界関係者の参加による自由な議論の場です。
第 15 回は「農業・農村の持続的な発展と多様な担い手」の演題で堀部 篤氏(東京農業大学国際食料情報学部教授)に報告をお願いしました。
すでにご案内をいたしましたが、令和の米騒動と米価の高騰等の米流通の混乱が生じており、それに関する情報と米産業・水田農業に与える影響も合わせて議論したいと考えます。
農業労働力の高齢化、農地の減少等に直面し農地流動化(離農促進)と農地集積(規模拡大)が推進され、現状の経営面積、農業所得水準によって政策目標の担い手が決まっています。その担い手に対して補助金の施策が集中しています。しかし、担い手を固定的にとらえる手法は必ずしも農業・農村の持続的な発展につながりません。
堀部氏の報告は、実態調査と統計分析にもとづいて、まず、後継者の有無が経営の持続性と発展に影響しており、やや小規模、中規模経営(兼業農家を含む)も後継者の存在により経営面積を変動させ、担い手が入れ替わることを実証し、その視点からの政策転換が必要なことを提起します。
報告は、水田農業を中心とする農業・農村の持続的な発展に示唆を与える内容と期待されます。併せて、令和の米騒動と流通混乱の現状と米産業・水田農業への影響について情報を提供します。
時節柄、ご多忙のこととは思いますが、是非、多くの方々のご参加をお待ちしております。
報告 「農業・農村の持続的な発展と多様な担い手」
東京農業大学国際食料情報学部教授 堀部 篤 氏
補足報告 ①各産地動向 ②米価格高騰と流通及び産地への影響
ジャーナリスト・農政調査委員会事務局
1.日時:令和6年11月7日(木) 13時00分~15時00分
2.場所:日本農業研究所会議室(1階)
〒102-0094 千代田区紀尾井町3番29号
3.定員:先着50名(会場参加者、リモートも可)
4.資料代:2,000円
なお、米先物取引情報交換会参加者は無料
5.申込先:https://forms.gle/pt7vFSjZAUtgnxrL8
(QRコードからもアクセスできます)
E-mail: info@apcagri.or.jp (竹井、吉田)
Tel: 03-5213-4330 Fax: 03-5213-4331