2025年11月14日 : 第4回米産業・米市場取引に関する懇話会ご案内(12月3日水曜開催)
農水省の主食用米(令和7/8年)需給見通しによると、7年産予想収穫量715万t、主食用米供給量748万t、6月末在庫量215~229万tであります。その結果、8年産の生産調整を7年産に比べ強化するとともに備蓄米買入や買い戻しが検討されています。
一方、消費者価格の高止まりが続いていますが、スポット取引は、売り過剰で、価格も下落傾向にあります。また、米消費量の減少や米菓、酒造業者の原料米の価格高騰、不足、輸出拡大の減少等が懸念され、7年産米の需給・価格動向や米・水田農業政策の方向が不透明となっています。
今回は、まず、令和の米騒動を振り返り、米の需給・価格の最新動向、見通しを各業界からの報告・アンケート、資料等で検討し、意見交換をします。さらに、米の生産・流通の一連の改革、需給見通し、備蓄制度、流通実態把握、価格転嫁等の概要と生産・流通に与える影響及び今後の政策課題を検討します。
12月3日(水)に第4回「米産業・米市場取引に関する懇話会」において以下のテーマと課題について、報告と議論を行います。
- 第1報告「食料システム法(価格転嫁等)、流通実態把握の概要と課題」:報告者 交渉中
- 第2報告「令和の米騒動の総括し、今後の課題」:熊野孝文(ジャーナリスト)
- 第3報告「米の価格・需給動向・見通し及び生産者、消費者、業界が持続可能な価格水準とは?」-各種資料とアンケートによる-:懇話会事務局
- 第4報告「当業者の現物受渡ニーズへの対応―ヒアリング中間報告」:(株)堂島取引所
以上を踏まえ、生産者、消費者、実需者も納得できる価格・所得政策等も議論したいと思います。
年の瀬を迎え、ご多忙中かと存じますが、多くの方々のご参加をお待ちしております。
【開催要領】
1.日時:令和7年12月3日(水)13時30分~16時
2.場所:日本農業研究所会議室(1階)
〒102-0094 千代田区紀尾井町3番29号
3.定員:50 名(会場参加者、リモートも可)
4.資料代:2,000 円
5.申込先:https://forms.gle/pt7vFSjZAUtgnxrL8
(QRコードからもアクセスできます)
E-mail: info@apcagri.or.jp (竹井、吉田)
Tel: 03-5213-4330 Fax: 03-5213-4331
