調査・研究活動案内:
2015年8月18日:農村女性によるさまざまな起業活動等に関する調査(活動紹介)
農政調査委員会のスタッフ・鷹取泰子および佐々木リディアの2名は、昨年度より共同で下記の調査・研究活動を進めています。
■採択課題(テーマ):A Geographical Perspective on Women’s Rural-bound Mobility, their Innovative and Synergistic Entrepreneurial Activities and their Contribution to Sustainable Rural Development in Japan and the EU
(和訳:農村を志向して移動する女性の革新的かつ共同的起業活動および持続可能な農村発展への貢献:日本とEUに関する地理学的展望;略称:WISEA)
これは日本学術振興会・科学研究費(科研費)の助成(挑戦的萌芽研究)を受け、3年間の研究計画で進められています。
本研究課題では、日本及びEU・ルーマニアにおける事例に関する調査・研究にもとづき、農村志向の女性の移動および移住した彼女たちのその後の起業活動、つまり農村の”アントレプルヌース”(女性起業家)の活動の仕組みについて取り扱います。また、彼女らによる革新的なビジネスと地域の農業システムとの相乗効果について探り、農村社会の持続可能性における起業家達の貢献について明らかにすることを目的としています。
定期的にメンバーが集まり、互いの成果の共有を行うほか、メール等でも日々情報交換を行っております。また、各メンバーは、本事業に関連して調査・研究活動を行い、その成果については論文発表、学会発表等を行いながら、発信に努めています。詳細はプロジェクトのウェブサイトで紹介されていますのでよろしくお願いいたします。
■プロジェクトウェブサイト:
WISEA Project
■参考・日本学術振興会・科学研究費:
ウェブページ