調査・研究活動案内:
2015年8月3日:イベント情報(9/9開催):国際シンポジウム「有機食品市場の展開と消費者 -EU と日本の動向から」
9月9日(水)、東京・池袋の立教大学キャンパス内で開催される国際シンポジウムにおいて、農政調査委員会のスタッフおよび委員の先生が登壇しますので、本サイトでもご案内いたします。国際シンポジウムであり、言語は日本語及び英語となっていますが、同時通訳も行いますので、EU及び日本の有機食品市場に関して興味をお持ちの方など、ふるってご参加下さい。
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国際シンポジウム「有機食品市場の展開と消費者 -EUと日本の動向から」
International Symposium on Organic Consumer Research, September 9, 2015, Tokyo
- 日時:2015年9月9日(水)10:00-17:30
- 場所:立教大学池袋キャンパス 太刀川記念館3階 多目的ホール
- 対象:大学生・研究者・一般 ※どなたでもご参加いただけます。
- 参加費:無料
- 言語:日本語・英語(同時通訳あり)
- 主催:立教大学経済研究所・日本有機農業学会
- 協力:国際シンポジウム実行委員会
- facebookページ: https://www.facebook.com/2015icoc/
有機食品市場が成長したヨーロッパ諸国では、消費者行動研究によって有機食品の購買者層の特性や購買動機などがあきらかにされつつあります。本シンポジウムでは、ヨーロッパにおける消費者研究の動向と成果について基調講演をいただきます。また、あわせて日本市場の特性や需要拡大の可能性について検討するため、日本国内の研究者を交えた個別報告と、日欧両研究者によるパネル・ディスカッションを行います。
<<プログラム>>
■1.基調講演 (10:00-12:00)
- 「ヨーロッパにおける有機食品市場の現状と課題」 ブルクハード・シェア 氏 (ドイツ・Ecozept 共同代表者)
- 「有機食品をめぐる消費者研究の動向」ウーリッヒ・ハム 氏 (ドイツ・カッセル大学 有機農業科学部 教授)
■2.研究発表 (13:30-15:00)
- 「日本における有機農産物市場の変遷と消費者の位置づけ」 酒井 徹 氏(秋田県立大学 准教授)
- 「有機直売市の存在意義とその活用:オーガニック・マルシェの事例から」 鷹取 泰子 氏(農政調査委員会 専門調査員)
- 「日本とドイツにおける有機食品購買層の特性-価値観とライフスタイルを中心に-」 谷口 葉子 氏(宮城大学 助教)
■3.パネルディスカッション (15:30-17:30)
日本で有機食品市場を発展させていくための方策についてディスカッションを行います。
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■基調講演者プロフィール
・ウーリッヒ・ハム(Ulrich Hamm)氏:ドイツ・カッセル大学 有機農業科学部 教授。農産物・食品マーケティング学科長。国際有機農業学会(ISOFAR)理事。食品マーケティングの専門家であり、有機農産物を題材に数多くの論文を執筆・指導してきた。EU域内で実施されている様々な共同研究プロジェクトで主要な役割を果たしている。
・ブルクハード・シェア(Burkhard Schaer)氏:ドイツ・Ecozept GbR 共同代表者。農学博士。 農産物・食品消費の研究者・コンサルタント。農村開発、有機食品市場、食品の地場流通等を専門とする。ミュンヘン工科大学で教鞭をとった後、2000年にコンサルティング会社Ecozept GbRを設立。業務に従事する傍ら、EU域内における数々の研究プロジェクトに参画している。
■会場へのアクセス
立教大学池袋キャンパス(大学へのアクセス;学内の地図)
〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1
JR各線・東武東上線・西武池袋線・東京メトロ丸ノ内線/有楽町線/副都心線「池袋駅」下車。西口より徒歩約7分。
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★本イベントに関するお問い合わせ等
国際シンポジウム実行委員会へのメール、Facebookページまたは立教大学経済研究所までお願いいたします。→立教大学経済研究所のご案内ページ
★PDF形式のちらしデータは以下のサイトにて閲覧・ダウンロードできます:
日本語版/英語版
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なお、最新情報は委員会のFacebookページで随時更新されていますが、何か追加情報がありましたら、農政調査委員会でもTwitterなどでご案内していく予定です。