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2025年1月7日 : 2月5日開催 第6回「米先物取引」に関する情報交換会のご案内

 寒冷の候、皆様方におかれては、益々ご清祥の段、お慶び申し上げます。
 第 6 回は、「ヘッジの概念」及び「堂島米指数と米現物との交換」というテーマで専門家による堂島米指数と米現物価格とのリンク、先物取引を通じてのリスクヘッジについて、理論的、具体的な解説をお願いしました。
 米先物取引が順調に発展し、価格の平準化、リスクヘッジ機能を発揮するには、取引参加者と数量の拡大が今後の課題となっています。当情報交換会のアンケートによると、「堂島米指数」と「各産地銘柄価格との関係」および「その利用方法、特にヘッジについて」分かりにくいことが、多くの業者・生産者から指摘されました。今回のテーマは多くの業者・生産者の要望に応えるものです。
 8 月 13 日の「米先物」の取引の開始から 4 ケ月が経過しました。米の相対取引平均価格は約 2 万 5 千円、現物のスポット取引価格が 3 万円を超え、小売店頭価格も過去最高を更新しています。一方、先物取引価格も上昇し、2 万6 千円前後で推移しています。「先物取引」の将来価格の発見機能とリスクヘッジ機能に期待がかかり、まさに、出番となっています。
 今回の報告と討論を通じて、「米指数価格と現物との関係」および「リスクヘッジ」について参考となり、米先物取引が活性化することを期待します。
 時節柄、ご多忙のこととは思いますが、是非、多くの方々のご参加をお待ちしております


 報告1 「ヘッジとは?」 葛西 洋孝 氏(㈱グレイン・エス・ピー)

 報告2 「堂島米指数と米現物との交換」 河島 毅 氏(日産証券㈱)

 1 日時:令和 7 年 2 月 5 日(水) 15 時 20 分~17 時 00 分
 2 場所:日本農業研究所会議室(1 階)
     〒102-0094 千代田区紀尾井町 3 番 29 号
 3 定員:50 名(会場参加者、リモートも可)
 4 資料代:2,000 円 ※米産業懇話会参加者は無料
 5 申込先:https://forms.gle/pt7vFSjZAUtgnxrL8
     (QR コードからもアクセスできます)
      E-mail: info@apcagri.or.jp (竹井、吉田)
      Tel: 03-5213-4330 Fax: 03-5213-4331

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