2025年1月7日 : 2月5日開催 第17回米産業懇話会のご案内
寒冷の候、皆様方におかれては、益々ご清祥の段、お慶び申し上げます。
令和の米騒動の要因は、「供給を抑え米価の維持を優先する従来型の農業政策(つまり、生産調整政策)にある。いまこそ政策を見直す好機」(日経新聞 9 月 2 日)であり、「食料安保実現のため、従来の負のスパイラルから脱却。米を増産する方向への転換」が必要である(元農水省官房長、荒川)(日本農業新聞 11 月 20 日)。米・米加工品の輸出拡大が米増産と自給率向上のための最も有効な方策であります。
第 17 回は「米・米加工品の輸出の現状と課題」であり、まず①㈱クボタ 農機国内営業本部アグリ生販推進部部長 宇部 善男氏と②㈱クボタハワイ 住中卓史社長(ハワイからリモート講演)に報告をお願いしました。
クボタグループは、米輸出の有力企業で現地精米、マーケットイン型により着実に輸出拡大を実現し、さらにハワイに精米工場を建設し、本格的に進出しました。ハワイの市場調査をもとに日本米輸出の可能性と課題についての報告です。
クボタグループの報告に加え、米を輸出している産地・業者からの報告と「米・米加工品輸出拡大の意義、現状と課題」の報告であります。
報告と議論により「米を増産する方向への転換」のための米・米加工品輸出拡大に産地・各業者の参考となり、水田農業を中心とする農業・農村の持続的な発展の示唆となることを期待します。
時節柄、ご多忙のこととは思いますが、是非、多くの方々のご参加をお待ちしております。
報告
① 「米輸出の現状と可能性」 ㈱クボタ アグリ生販推進部 宇部 善男 部長
② 「ハワイ・アメリカでの米輸出の可能性」 ㈱クボタハワイ 住中 卓史 社長
③ 産地・業者からの報告
④ 「米・米加工品輸出の意義と課題」 (一財)農政調査委員会 吉田 俊幸
1. 日時:令和 7 年 2 月 5 日(水) 13 時 00 分~15 時 10 分
2. 場所:日本農業研究所会議室(1階)
〒102-0094 千代田区紀尾井町3番29号
3. 定員:先着 50 名(会場参加者、リモートも可)
4. 資料代:2,000 円 ※米先物情報交換会参加者は無料
5. 申込先:https://forms.gle/pt7vFSjZAUtgnxrL8
(QR コードからもアクセスできます)
E-mail: info@apcagri.or.jp (竹井、吉田)
Tel: 03-5213-4330 Fax: 03-5213-4331
◆15 時 20 分より米先物取引情報交換会