2024年9月8日 : 10月1日開催 第3回「米先物取引」に関する情報交換会のご案内
残暑いうよりも天候不順と夏の暑さが続いておりますが、皆様方におかれては、益々ご清祥の段、お慶び申し上げます。
いよいよ「米先物」の取引が8月13日(火)より開始され、少量とはいえ、先物取引価格が形成されてきました。昨年来、米の需給が不安定となり、米の取引価格は高騰し、農協の概算金も、昨年より60㎏当たり4,000円以上の値上げとなり、小売店頭は、昨年と比べ1.5倍となっています。今年産米の価格動向は不透明であり、「先物取引」のリスクヘッジ機能に期待がかかり、まさに、出番となっています。
また、2040年の主食用米需要量は、現在2024年の691万tから493万tへ200万tの減少(農水省推計)であり、その需要量に基づいて米の生産削減を推進するならば、米産業・水田産業の存立が困難となります。
以上の状況のもとで、「米先物取引」が順調に発展し、平準化、リスクヘッジ機能を発揮することは、現物市場の活性化にもつながります。同時に、「先物取引」・「現物市場」の活性化は、米の生産・流通・販売・加工業者の経営発展に寄与し、米産業・水田農業が魅力的な産業となる一助となります。
そこで、農水省から「米の将来価格に関する実務者勉強会とりまとめ」の米先物取引の意義と期待の報告をお願いいたしました。さらに、米先物取引価格や相対価格の動きや今後の見通しについての意見交換をいたします。
時節柄、ご多忙のこととは思いますが、是非、多くの方々のご参加をお待ちしております
報告1 「米の将来価格に関する実務者勉強会とりまとめ-米先物取引の意義と期待」
宮長 郁夫 氏(農林水産省新事業・食品産業部商品取引グループ長)
報告2 「9月の先物取引価格および先物取引きの仕組みと参加方法」
株式会社 堂島取引所
1 日時:令和6年10月1日(火) 15時30分~17時00分
2 場所:日本農業研究所会議室(1階)
〒102-0094 千代田区紀尾井町3番29号
3 定員:先着50名(会場参加者、リモートも可)
4 会費:2,000円(資料代)米産業懇話会参加者は無料
5 申込先:https://forms.gle/pt7vFSjZAUtgnxrL8
(QRコードからもアクセスできます)
E-mail: info@apcagri.or.jp (竹井、吉田)
Tel: 03-5213-4330 Fax: 03-5213-4331